JaRPAC

JaRPAC Study Groupについて

JaRPAC(Japanese Registry of Pediatric Acute Care, 日本重篤小児診療レジストリ)は、本邦初の多施設共同の重篤小児症例レジストリです。 2014年に、以下を目的に初期参加18施設にて運用開始されました。

1.国内の小児重篤患者の実態把握
本邦ではこれまで、重篤小児を網羅的に登録する症例レジストリは存在せず、重篤小児患者の実態は不明でした。正確な医療需要の把握と適正な医療リソース配置のために、実態の把握が不可欠です。
2.診療の質の向上
重篤小児患者は、寡少な患者が多数の施設に分散して診療されているため、各施設ごとの症例と経験の蓄積が困難です。本レジストリで収集するデータの分析・評価により、適切な診療ストラテジーを明らかにし、診療の質の向上に繋げます。
3.診療実績評価
参加施設において、全国データとの比較により、自施設の特徴と課題の把握が可能となり、改善に向けた取り組みにつながります。
4.多施設共同研究の推進
重篤小児診療において、独立した診療を行う施設間の連携が乏しく、多施設共同研究を推進しにくい状況がありました。参加施設間の連携の促進、研究テーマの発掘、支援を通して、臨床研究を推進することで、よりよい重篤小児診療の構築を目標とします。